病因と発病 六淫と七情 (中医学の学び)
こんにちは、myouyu ‘s. blog へ ようこそです😌
荒れた天気の日本ですねえ、あなたの地域は大丈夫ですか?
朝晩の気温差も気になるところです。
今日は中医学での病因についてまとめます。
気でできた人体は気を通じて自然界と関わりながら生命活動を営んでいます。
何らかの原因で自然界あるいは人体内の気が乱れると、人体の相対的な平衡が失われて病気が引き起こされる原因となります。
中医学では外因・内因・不内外因の三因学説が説かれています。
自然界に存在する邪気が経絡や皮膚から侵入する外因、
人間の感情の異常から起こる内因、
疲労や外傷・不摂生な食生活などは不内外因といいます。
外因には六淫(風・寒・暑・湿・燥・火)があり、正常な状況ではこれらは「六気」と称され、自然界の六種の異なる気候変化をあらわしています。
「六気」は万物の生長に必要な条件なので無害です。
しかし、六気に乱れが生じたときや人体の正気不足や抵抗力が落ちているときには病因となります。
これらの状況での六気を六淫とか六邪といいます。
季節の変わり目や最近の温暖化による気候の変化の大きい時は人体に影響を及ぼします。
内因の中の七情には、喜・努・憂・思・悲・恐・ 驚の七種類の情志をいいます。
これらは正常な状況では病には至りません、むしろ感情の起伏は自然なことです。
しかし突然に強烈な精神的な刺激、あるいは長期間にわたり精神的に刺激を受けたりすると、生理的な調節力を超えてしまいバランスが崩れ疾病の発生に至ります。
七情は直接臓腑に影響するので、常に愉快な気分をもって情志活動を正常に保つことが健康にとって大切です。
また病気した時も七情により病気を重くさせたり快方に向かわせたりします。
感情と臓腑の関係を知っておくと心のもちように気をつけるようになります。参考にしてくださいね。
五行(木火土金水)の属性が五臓六腑にあるように、五志にもあります。
次の表も参考にしてください。
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