浜の川湧水(長崎県島原市)とジオパーク島原半島
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前回に続き、島原のご紹介です。
雲仙岳と有明海に囲まれた島原市、こんこんと湧き出る清らかな水に恵まれた水の都です。
島原半島といえば普賢岳、普賢岳が噴火したのは1990年11月、「火砕流」が流れ出し被害は甚大でした、あれから29年、平成生まれの方はリアルタイムで知らないと思いますが。
道の駅みずなし本陣には被災した家を保存してあります。
松の木も根から幹部分は火砕流に埋もれたのでしょう。向うの山が噴火によってできた平成新山です。
あれから時が経ち、ユネスコ世界ジオパークに認定されてから島原全体でのジオパーク活動が活発だなあと感じました。
龍石海岸もその一つで、50万年前に噴出した雲仙噴火の最初の地層だそうです。
ジオパークは地層・岩石・地形・火山・断層など、地質学的な遺産を保護し、研究に活用するとともに、自然と人間のかかわりを理解する場所として整備し、科学教育や防災教育の場とするほか、新たな観光資源として地域の振興に生かすことを目的とした事業です。
島原市は江戸時代に松平7万石の城下町として栄え、今も武家屋敷や鯉の泳ぐ水路、湧水を生かした水屋敷など歴史あふれるまちです。
商店街のいたるところに水が湧いていて(70ケ所)情緒ある街なのでのんびり歩いて巡ることおススメします。
島原名物かんざらし(白玉だんご)で有名なお店「銀水」の前にある「浜の川湧水」も歴史を感じる場所でした。
4つの区画に区切られた洗い場があって用途によって順々に水を利用していくようなしくみになっており、現在もそのしきたりが守られているそうです。日本人って誇らしいですね。
今回の島原の旅で、 「地球に生きていること」を再確認いたしました。
後世を生きてゆく子供たち・若い人たちも多くの活動に参加され、被災者の命を大切に思っておられることにも素晴らしいなあと思いました。
今日も良い天気です。地球を感じる場所へ行ってみましょう!