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気功の『気』は気持ちの気じゃなくて・・・・・

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気功は少し神秘的とかまやかしと思われている方も多いと思います。

ためしてみなければ気功の良さは感じられないものでしょう。

 

気功の『気』はいったいどういう意味でしょう。

中医学では特に気を重視し、生理・病理から臨床応用まで気の理論により、病気のメカニズムを解明しています。

わかりやすく言えば、お灸や鍼治療のツボを結んだ線が『気』の流れる道です。この道は『経絡』と呼びます。

私が北京で学んだのも25年以上前(北京オリンピックの何年か前)で、まだ今のように携帯も普及していない頃でした。


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あの頃は早朝公園に行けば、沢山の人が気功や太極拳・太極剣などやっていました。

人体の生命の源ー元気を鍛錬する方法こそ長生きする道だといわれます。

中国もだいぶ変わった事でしょうが、伝統的なものは続いていると思います、本場の練功風景は勉強になります。


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今ではYouTubeという便利なモノができて画像で見れるので興味湧いてきた方はぜひ一度ご覧ください。


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『気』を集中したり(聚気)、『気』を養ったり(養気)、『気』を鍛えたり(練気)することは人体の新陳代謝を調節して生命運動をコントロールすることだといわれています。

 

気功の『気』とは人体の元気を指します、真気・正気・丹田の気とも呼ばれ、生命と同時にきた生命の気であり、空気ではありません。

 

 

気に生理作用

①気の推動作用  気は血液の循環を推動する作用があります。気めぐれば血もめぐり気が停滞すれば血瘀を形成します。気は血液循環を推動する動力です。

②気の温養作用  気は営養物質を血液の循環により人体の各部位に転送して体表を温めることができます。

③気の防御作用  気は外邪の侵入を防ぐ作用があります。もし人が疲れていると気を多く消耗し、人体の防御機能が低下し風邪などの病気にかかりやすくなります。邪気の侵入後に発生した疾病に対して正気はこれと闘い邪を外へ追い出し健康の回復を促進します。

④気の固摂作用  きは血液や津液などの異常な流失を防止する作用があります。もし気虚の場合、血液が脈管の外に溢れて出血症になります。

⑤気の気化作用  気化の一つは、精・気・津・血のあいだの化生を指し、もう一つは人体の津液を汗や尿に化生することです。もし気化機能が失調すれば飲食物の消化吸収と大小便の排泄に影響します。


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中医学的観点から気の生理作用を記述しましたが、気功や太極拳も練習あるのみです。

練習を積む中で体内の気の流れ・生理作用について実感するようになれば幸いです。

 

 

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