私が学んだ『気功』の基本
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今日は30年前に出会った気功について記したいと思います。
空気は我々にとって尽きることのないものであり、形がないものですが、空気の重要性は誰もが知っています。
我々が無事に地球で生活できるには3種類の気と依頼関係を持っているからと中国の先生はおっしゃいました。
第1種類の気は、両親が胎児に与える生命の気であり、先天の精気(生まれつきの気)または元気とも呼びます。この気は腎臓に貯蔵され生命の原動力と言えます。
それは先天からもらったものですが、さらに重要なことは後天によって(生まれた後も)絶えず補充されるものだそうです。
元気は旺盛であれば各臓腑・組織の機能も正常であるし身体も健康です。
第2種類の気は、人が生まれてから成長発育のプロセスに吸収する営養物質であり、すなわち水穀の精気をいいます。
第3種類の気は、大自然に存在する宇宙の精気をいいます。
中国の伝統的な哲学は、宇宙をひとつの生命体としてとらえ、人間はその一部としての自分を自覚し宇宙生命の摂理に従ったときに上手く生きられるという考えを貫きます。
易(八卦)とか風水はその哲学の方法であり基礎となっています。
混沌とした何もない真っ白な状態(無極)から、陰と陽が生まれ(太極)、一が二を生み、それが天地人の三を生み、四方位を生み、八つの八卦を生み万物を生んでいきます。
気功や太極拳は陰陽の気を巡らせて宇宙と同化するためのレッスンといえると思います。